建設業者に関係する建設業法等の法令に関する情報を紹介

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「CCUS(建設キャリアアップシステム)認定アドバイザー制度」の創設

建設業振興基金は、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録・運用をサポートする「CCUS認定アドバイザー制度」を立ち上げました。技能者・事業者登録や現場運用などの専門知識を習得した認定アドバイザーを育成し、CCUSの普及を後押しすることが目的です。

認定を受けるためには?

建設業振興基金が実施する講習の受講と課題実習を行い、修了考査で合格した受講者は認定を受けることができます。
講習はCCUSの概要、事業者登録申請、技能者登録申請、現場運用の専門知識をEラーニングで学習します。建設業振興基金が指定する課題に関する課題実習を終えた受講者は修了考査を受け、75%以上の正答で合格することができます。

認定を受けると

建設業振興基金の講習を受講し、認定を受けたアドバイザーは、建設会社・現場などで技能者登録、事業者登録、現場登録などを支援できることになります。認定を受けたゼネコンの社員が自社や協力会社の登録・運用を担ったり、派遣会社の社員や行政書士が登録をサポートすることが想定されています。
認定を受けたアドバイザーは名簿に登録され、建設会社はこの名簿の中からアドバイザーにサポートを依頼することになります。
認定証の有効期間は2年で、年1回の実績報告書を提出すれば認定が自動更新されるようです。

講習の募集定員は30名で、令和3年3月10日まで受講者を募集し、令和3年4月1日から講習開始とのことです。詳しくは建設業振興基金(https://www.kensetsu-kikin.or.jp/)にお問い合わせください。

行政書士法人名南経営は、建設業許可手続きだけでなく、スポットでの相談対応、従業員・協力会社向けの建設業法令研修や、模擬立入検査、コンプライアンス体制構築コンサルティングまで対応しております。MicrosoftTeamsを利用したWEB面談も可能です。お気軽にご相談ください。

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