令和3年6月20日(日)に実施された令和3年度建設機械施工管理技術検定(第一次検定)について、1級、2級の合格者が決定され、合格者の発表がありました。1級については621名、2級については3,970名の方が合格されています。
昨年度まで「建設機械施工技術検定」として試験が実施されていましたが、改正建設業法(令和3年4月1日施行)による技術検定制度の再編と同時に名称が変更され、「建設機械施工管理技術検定」となっています。
また、改正に伴い、1級、2級第一次検定の合格者には、それぞれ新たに「建設機械施工管理技士補」の称号が付与されることになりました。 1級の建設機械施工管理技士補のうち、主任技術者の資格を有する方は、監理技術者補佐になることができます。
第一次検定の試験結果
出典:国土交通省「令和3年度建設機械施工管理1級、2級第一次検定合格者の発表について」
合格基準・その他
1級 : 得点が満点の56.0%以上
2級 : 得点が満点の60.0%以上
合格者の方には合格通知書、不合格者の方には不合格の旨及び成績の通知が一般社団法人日本建設機械施工協会から送付されます。
合格者の方の受検番号は、一般社団法人日本建設機械施工協会のホームページ(https://jcmanet-shiken.jp/news/r03_itiji1st_goukaku/)に掲載されています。また、試験問題及び正答も掲載されていますのでご確認ください。
第二次検定について
第二次検定のうち筆記試験については、第一次検定と同時に実施されています。この筆記試験の結果と、8月下旬から9月中旬にかけて実施される実技試験の結果を合わせて第二次検定の合否が決定されることになります。
第二次検定の結果は、令和3年11月18日(木)に発表が予定されています。
行政書士法人名南経営は、建設業許可手続きだけでなく、スポットでの相談対応、従業員・協力会社向けの建設業法令研修や、模擬立入検査、コンプライアンス体制構築コンサルティングまで対応しております。MicrosoftTeamsを利用したWEB面談も可能です。お気軽にご相談ください。

行政書士法人名南経営(愛知県名古屋市)の所属行政書士。建設業許可担当。建設業者のコンプライアンス指導・支援業務を得意としており、建設業者の社内研修はもちろんのこと、建設業者の安全協力会や、各地の行政書士会からも依頼を受け、建設業法に関する研修を行っている。